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2010年6月15日 (火)

横浜地裁川崎支部、富士通元社長の野副氏による地位保全の仮処分申立てを却下

JAPAN LAW EXPRESS: 富士通監査役、野副元社長が自らを違法に辞任させたとして取締役に対する提訴請求をしたのに対して、提訴しないことを決定」の関連情報です。

野副元社長が提起していた地位保全の仮処分申立てを横浜地裁川崎支部は6月14日に却下していたことが富士通のリリースで明らかになりました。

元社長 野副州旦氏による地位保全の仮処分申立の却下について: 富士通

そこで示されて理由について、富士通は以下のように開示していますので、却下でも訴訟要件を欠いているからではなく、保全命令の実体的要件を欠いていたための却下であるようです。

裁判所は、辞任の意思表示が錯誤により無効であるか、もしくは詐欺により取り消されたとする野副氏の主張をいずれも退けるとともに、「債権者(野副氏)は、富士通の社長として風評の芳しくないファンド関係者と個人的にでも親しく付き合ったことが不用意であり、富士通を傷つけたことにもつながり、会社のためにやむを得ないと判断し、辞任勧告を受け入れたものと認めるのが相当」と認定し、野副氏の申立を全面的に却下しました。

しかし、債務者の言い分が全面的に採用されていることはともかくとしても、一部の表現にいささか引っかかるものがあるような感じがします。

裁判例情報

横浜地裁川崎支部平成22年6月14日決定

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